アルケマ、トリンセオへのPMMA事業売却案を発表

- プレスリリース
企業情報 - 財務
アルケマは、トリンセオに対して、11億3,700万ユーロ (事業価値) でのPMMA事業売却を提案しました。
  • 本事業売却はグループ再編の新たな一歩であり、2024年までにスペシャリティマテリアルに特化した化学品メーカーになるというアルケマの事業計画の一環であります。
  • 本事業売却の提示価格は11億3,700万ユーロで、2020年の予想EBITDA (金利・税・減価償却費計上前利益) の9.3倍です。
  • 本事業売却は、PMMA事業に対し長期的に素晴らしい発展の機会を提供します。
Bathtubs Altuglas@ CS

 

アルケマのPMMA事業は、メタクリル酸メチルからポリメタクリル酸メチルまでを扱う統合的事業です。アメリカではPlexiglas® ブランドとして広く知られ、その他の地域ではAltuglas® ブランドで販売されています。本事業は、主に自動車、建設、サイン&ディスプレイおよび衛生器具の分野で業界をリードしています。

 

 

売却される事業は非常に競争力があり、約860名の従業員と7つの生産拠点 (欧州に4か所、北米に3か所) を有しています。2020年の予想売上高は、約5億1,000万ユーロ (EBITDAは約1億2,200万ユーロ) であり、新型コロナウィルス下でも堅調な業績で推移しています。2019年のEBITDAは、史上最高額に近い1億6,000万ユーロでした。

トリンセオは、世界的なマテリアルソリューションプロバイダーであり、ラテックス接着剤および合成ゴムのメーカーです。2019年には38億米ドルを売り上げ、世界中に17の生産拠点と2,700名の従業員を有しています。アルケマのPMMA事業は、トリンセオの高性能プラスティック製品群 (ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂など) を補完し、自動車、建設および照明の市場における地位を強化します。それゆえ、これらの高度で補完的な事業ポートフォリオは、新たな成長と発展の機会を提供することになります。

 

提示額は11億3,700万ユーロの事業価値に基づくもので、譲渡所得課税は当該金額の約15%となります。

この事業売却の提案は、今年6月の機能性ポリオレフィン事業の韓国SKグループへの売却に続くものですが、2019年の数字を基にすると、アルケマ社内におけるスペシャリティマテリアルのシェアは、当該事業の売却により79%から87%に増加します。したがって、グループは、2024年までに接着剤ソリューション、先端材料、コーティングソリューションを中心としたスペシャリティマテリアルに特化した企業になるという野心的な組織再編のもう一つの大きな一歩を踏み出したことになります。

今回の事業売却には、関連する独占禁止法規制当局の承認と、アルケマの従業員代表団体による協議などが必要となります。本取引は、2021年中旬に終了する予定です。

en
お問い合わせ