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カーボンナノチューブ


研究室から工業製品へ

カーボンの結晶構造

合成

特性

用途


特性

 

カーボンナノチューブは他の材料に類を見ない特性を有し、多くの分野における用途展開が期待されています。

 

  • 電気伝導性
    カーボンナノチューブは、構成される螺旋構造の状態により、半導体にも導電体にも成り得ます。  (導電率は1 ~100 S/cmの範囲:実験値)

 

  • 熱伝導性

カーボンナノチューブは、ダイヤモンド(3000 J/K)に匹敵する熱伝導性を有し、最も高効率の熱伝導物質として認識されています。

 

  • 機械特性
    カーボンナノチューブを構成する六員環平面におけるヤング係数は理論計算上では、1Tpaとされています。非常に強い機械特性を有する一方で、カーボンナノチューブは高い柔軟性や良好な可塑性を付与することも可能です。

 

  • 吸着吸収性
    最初にカーボンナノチューブが産業界で注目されたのは、この材料が新規燃料電池における水素の吸蔵剤として期待されたからです。現在このテーマは多少下火になってきているものの、ナノチューブの筒内を「ナノタンク」として物質を吸蔵できる特性は引き続き注目されています。また、ナノチューブの表面積は、250 m2/g と非常に広く、高い吸着効果が期待されています。
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